いまさらToshiba dynabook SS2110の似非SSD化

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私の愛用していた、Toshiba dynabook SS2110のHDDの寿命が近づいてきたので、
そろそろHDDをどうにかしたいなと思ってました。
 
たまにHDD内部から「カコン!カコン!」と、木魚を叩くような音が聞こえるんです。
 

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アクセススピードも遅いし、容量も20Gしかないんです。
 
しかし、SS2110搭載の東芝製HDDは1.8インチという特殊な大きさで、
 
一般的なノートPCの2.5インチと比べると
・容量が少ない!
・遅い!
・値段が高い!
・壊れやすい
と、4拍子の揃ったHDDで、買い替えを踏みきれずにおりました。
 
価格COMで見るとこんな感じ
東芝製1.8型HDDの一番安いモデルで
80G  5480円(2011.09.02現在)
 
3.5インチHDDだと5480円を出せば2Tのモデルが買える値段ですよ!
 
実に25倍もの容量差
 
80GのHDDを買っても容量少ないのに値段が高い上に遅い、しかも壊れやすい。
いまいちHDDの増設を躊躇してしまうんです。
 
「ノートPCにはSSDがいいよ~。」っていうのを色々な人から聞いてたので、
そろそろ「SSDデビューかな」って思って値段を調べたんですが、
しかし、やっぱり、1.8型SSDは高いです!!!
 
一番安い32Gで7000円、
 
その上、別途変換アダプタを購入して東芝製の1.8型IDEへ変換をしなくてはいけない感じ。
 
相性問題が怖いです。
 
ここで、有力候補として上がったのが
コンパクトフラッシュをSSDのように使用する似非SSD化です!
(どうやら、旬の季節が過ぎてしまっている感じもしますが・・・。SSD出始め前後に流行ったようです)
 
これなら、そこまで予算がかからないのに快適な環境が手に入るっ!と思い、
上野毛(商品名があれですね)
GH-CF32GFX

を、後先考えずにぽちってしまいました。
 
 
・・・
 
 
そして、商品到着。
上野毛を開封。
そして、説明書を読む
上野毛の説明書
上野毛説明書
 
差込口の向きを間違えると発火しますなんて、書いているし。
なにをケチッたのかしらないが、向きを間違わせないための部品を省略してどちらでも刺さる模様。
うっかり知らずに間違えて挿すと、発火、します、確率2分の1w
 
おかげで指す向き間違ってないかどうか、初回電源起動時はドキドキでした。
世田谷電気の上野毛・・・、名前がとてもあれですね、意味不明。
他のラインナップも意味不明な名前ばかりw
 
 
似非SSD化実行
 
とりあえず、32GのCFをさした上野毛に換装して、自家製のSP3適応済 全自動WindowsXP ProをNTFSでクリーンインストール。
 
とくになにもつまづくことなく、一晩寝ている間にインストール完了(さすがに書き込み遅い。
 
転送モードなのですが、
デバイスマネージャで見ると、PIO病も発症することなく、Ultra DMA Mode5にもなっております。
 
 
あと、上野毛を装着した副作用か、なぜかPCの電源を入れた時に表示されるはずの、
 
TOSHIBAのロゴ表示のBIOSが表示されなくなりました。(下の動画参照
 
省略されちゃってる感じ。
 
電源を入れるといきなり、Windowsの起動画面が表示されます。
副作用的にBIOS表示の分だけ起動時間が省略されて爆速です!!
起動はこんな感じ
電源を入れてからデスクトップ画面が表示されるまで12~15秒くらい。爆速です
 
デスクトップ壁紙はあれです。標準の草原壁紙+α
 
 
しかし、Windowsであれやこれや作業をしている最中は懸念をしていた通りプチフリの連発!
プチなんてレベルじゃなくて数分止まったりすることもあり、これは精神衛生上耐えられないっ!
やっぱキャッシュ非内蔵なのが大きいのでしょうかね
 
あ、所でファイルの書き込みキャッシュを無効にしたほうが良いって書かれてるWEBサイトがありますが、
キャッシュ有効のままがいいと思います。
書き込みキャッシュの仕組みから考えると無効にする意味が分からない・・・。
 
ここで、SSD用ディスクキャッシュソフトの本命ソフトFlashFire
http://flashfire.org/xe/(DLできなくなりました)
・・・を導入。
 
話題にのぼるだけあってものすごく快適になりました!
とはいえ、CFの書き込みが遅い影響でWindows終了が相変わらず相当遅い!
 
Windows起動(読み込み)は10倍早いが、終了(書き込み)は10倍遅い感じ
 
なので、Windows実行中は遅い方に足を引っ張られてフラストレーションたまります。
・・・なんかバランスが悪くて、実用上いまいちかなって思えてきちゃったり
キャッシュが数十Mも乗っているSSDなら話は違うのでしょうが、そんなものはついていないCFカード+上野毛。
さて、どうしようか。
 
 
今度はメインメモリ1.24Gのうち、256M分をRAMディスク化して、テンポラリフォルダを割り当てました。
RAMディスクっていうのは、PCの主記憶装置こと、メインメモリをHDDのように使える機能で、ある意味最強の記録メディアなんです。
 
 
ただし、メモリ容量はある程度大きくないとRAMディスク化どころではないんですが・・・。
結果、かなり快適にはなりましたが、HDDから比べると実用上いまいちでした。(書き込み遅いからねぇ,
キャッシュからの書き戻しの時にプチフリしまくりです。
 
 
そこで、いろいろ見ているとEWF化するのがいいらしい!っていうのを発見。
EFWってのは・・・・。
Enhanced Write Filteの略で、ディスクへの書き込みを制限できる機能です。
 
組み込み用OSにEFWの機能が内蔵されていて、その機能だけをWinXPへ移植します。
 
どういうことかというと、ディスクへの書き込みをせずにメモリへ貯めておき、Windows終了時にまとめて書き込み(or破棄)します。
 
このノートはメインPCじゃなくて、基本出先で使う使用用途がある程度限られたノートなのでEWF化するのに最適かなと思い、EWF化を決行する事に決めました。
実際使用しているアプリケーションもExcelやネットワーク関係ツール、EverNote等クラウド系、ウェブ閲覧くらいなので・・・。
 
 
結果、EWF化することで、環境はかなり快適になりました。
 
 
・EWF化するのに参考にしたサイト。
・EWF化したPCを幸せに使うツール。
ewfy
これはEWF化した時の必須ツールですね、ありがたい。
 
コミットなしだと、Windows終了も10倍はやくなってかなり幸せな状態です。
 
ベンチはこんなかんじ。
 
 
しかしまたもや、ここで再び不満点。
 
普段使用しているときは、コミットなしで問題がないのですが、
EverNoteや、DroppBOX等クラウド系ツールを毎回起動時に同期しないとちゃんと使えないっていうのが問題かなと
 
なにか解決案がないかと思ってネットを探していると、本来SDHCに対応していなかったはずのSS2110SDカードスロットがWinXP SP3をあてるだけでSDHCを使えることが判明。
 
それじゃ、SDHCをクラウドの保存フォルダとしてつかおう!
そして白芝こと、白い東芝製 SDHCカード4G Class10をぽちる。

 
そして、翌日到着、すかさず開封、挿し込む!無事認識。そしてベンチマーク。
SDHCなのに・・・遅い。。。
まぁ、クラウド用データ保存ドライブなので反映にアクセスするわけではないので、
気分的になんだか悔しいが、実用上は特にフラストレーションを感じないので問題なし、
 
 
使っていくうちにEWFコミットオンでも問題ないことに気がついた。
シャットダウンして放っておけばあとは勝手に書き込んでくれるし。
振動に強いからシャットダウンをしてかばんに放りこめばまったく実用上問題ないことに気が付きました。
というわけで、使い始めから一ヶ月たった今ではすっかりコミットオンに定着してます。
 
 
 
文章が長くなりすぎて分割して記事をアップしようとしたけれど、
旬も過ぎてるしめんどくなったのでそのまま手抜きUP、
・この記事のまとめ
・1.8型SSDは高い、しかしキャッシュが乗っているのである程度は安心。
・CFカードの似非SSDはコストパフォーマンス抜群、ただしキャッシュが載っていないので書き込みに難有り
・解決するにはFlashPoint導入が有効
・EFW化するのもありあり、ただし、OSに改造を施すので間違えば起動しなくなるかも
 
参考にさせてもらったサイト・記事
 
 
 

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